季節の養生

めぐりの手帖

【めぐりの手帖】楓蔦黄——黄色は、最初からそこにあった

七十二候は霜降の末候「楓蔦黄」、山が色づく頃。黄葉の黄色は秋に作られる色ではなく、春からずっと葉の中にあった色——本来の調子とは何かを、鍼灸師・しののめめぐるがつづる月曜夜の小さなエッセイです。
鍼灸師の養生コラム

鏡の中に、あなたの内臓がひとつだけ映っています

舌は、鏡で見られるただひとつの内臓です。タイプ分類も診断もしない、鍼灸師のしののめめぐるが伝える「昨日と比べるだけ」の舌の眺め方。寝不足の朝に舌のふちへ歯型がつく理由も。
睡眠環境・アイテム

掛け布団は「暖める道具」ではありません。鍼灸師が教える、33度の容れ物選び

掛け布団は熱を生みません。あなたの体温を逃がさない「容れ物」です。快眠の鍵となる寝床内気候33度と、東洋医学の「陽気」から見た温めすぎの落とし穴を、鍼灸師東雲巡(しののめめぐる)が解説します。
めぐりの手帖

【めぐりの手帖】霜始降——体の初霜を、記録する

七十二候は霜降の初候「霜始降」、初霜の便りが届く頃。今年はじめて湯船が恋しかった夜——誰も記録しない「体の初霜」のこと。鍼灸師・しののめめぐるがつづる月曜夜の小さなエッセイです。
鍼灸師の養生コラム

夢は毎晩、上映されています。覚えているのは、途中で席を立った夜だけ

夢ばかり見て疲れる。でも増えたのは夢ではなく、目覚めのほうかもしれません。人は毎晩夢を見ていること、二千年前の医書が夢を「体の便り」として記録していたことを、鍼灸師のしののめめぐるが綴ります。
めぐりの手帖

【めぐりの手帖】蟋蟀在戸——冷えの声は、戸口で鳴く

七十二候は寒露の末候「蟋蟀在戸」、虫の声が戸口まで近づく頃。寒さに正直な小さなものたちと、体の戸口=足先から始まる冷えのこと。鍼灸師・しののめめぐるがつづる月曜夜の小さなエッセイです。
鍼灸師の養生コラム

秋にわけもなく寂しくなるあなたへ。その悲しさには、ちゃんと「住所」があります

秋になると理由もなく寂しくなる——それは心の不調ではありません。東洋医学は悲しみを「肺」に、肺を「秋」に対応させてきました。鍼灸師しののめめぐるが、追い払わない悲しみとの付き合い方を綴ります。
眠りのQ&A

【眠りのQ&A】今夜の眠りは、今朝すでに決まっていた|日が短くなる季節の寝つきの話

秋になって寝つきが悪い、朝がつらい。その鍵は夜ではなく朝にあります。鍼灸師のしののめめぐるが、朝の光と夜の眠気をつなぐ体の仕組みと、今日からできる一歩をお伝えします。
めぐりの手帖

【めぐりの手帖】鴻雁来——先頭は、交代していい

七十二候は寒露の初候「鴻雁来」、雁が北から渡ってくる頃。先頭を交代しながら海を越えるV字編隊と、風を受け続ける人の肩のこと。鍼灸師・しののめめぐるがつづる月曜夜の小さなエッセイです。
めぐりの手帖

【めぐりの手帖】水始涸——実りは、水を抜いてから

七十二候は秋分の末候「水始涸」、田の水を抜いて稲刈りに備える頃。注ぎ続けるだけでは実りに届かない——落とし水と眠りの似ているところを、鍼灸師・しののめめぐるがつづる月曜夜の小さなエッセイです。