鍼灸師の養生コラム

めぐりの手帖

【めぐりの手帖】楓蔦黄——黄色は、最初からそこにあった

七十二候は霜降の末候「楓蔦黄」、山が色づく頃。黄葉の黄色は秋に作られる色ではなく、春からずっと葉の中にあった色——本来の調子とは何かを、鍼灸師・しののめめぐるがつづる月曜夜の小さなエッセイです。
鍼灸師の養生コラム

鏡の中に、あなたの内臓がひとつだけ映っています

舌は、鏡で見られるただひとつの内臓です。タイプ分類も診断もしない、鍼灸師のしののめめぐるが伝える「昨日と比べるだけ」の舌の眺め方。寝不足の朝に舌のふちへ歯型がつく理由も。
めぐるのお灸教室

【めぐるのお灸教室】第13回(最終回) 灸は百日——卒業してからが、本番です

全13回のお灸教室、最終回。手と足の7穴の総確認と、「灸は百日」という時間の物差し、卒業後の続け方を鍼灸師しののめめぐるがお届けします。11月からはアロマ教室が始まります。
鍼灸師の養生コラム

夢は毎晩、上映されています。覚えているのは、途中で席を立った夜だけ

夢ばかり見て疲れる。でも増えたのは夢ではなく、目覚めのほうかもしれません。人は毎晩夢を見ていること、二千年前の医書が夢を「体の便り」として記録していたことを、鍼灸師のしののめめぐるが綴ります。
めぐるのお灸教室

【めぐるのお灸教室】第12回 うまくいかない、は上達の通り道——つまずきQ&A特集

火がつかない、熱く感じない、跡が残った——セルフ灸のつまずき6つに、鍼灸師しののめめぐるがまとめて答えます。つまずきの質問は、実際に手を動かした人からしか出てこない、教室の宝物です。
めぐりの手帖

【めぐりの手帖】蟋蟀在戸——冷えの声は、戸口で鳴く

七十二候は寒露の末候「蟋蟀在戸」、虫の声が戸口まで近づく頃。寒さに正直な小さなものたちと、体の戸口=足先から始まる冷えのこと。鍼灸師・しののめめぐるがつづる月曜夜の小さなエッセイです。
鍼灸師の養生コラム

秋にわけもなく寂しくなるあなたへ。その悲しさには、ちゃんと「住所」があります

秋になると理由もなく寂しくなる——それは心の不調ではありません。東洋医学は悲しみを「肺」に、肺を「秋」に対応させてきました。鍼灸師しののめめぐるが、追い払わない悲しみとの付き合い方を綴ります。
めぐるのお灸教室

【めぐるのお灸教室】第11回 雨の日に体が重いのは——丘のふもとの泉「陰陵泉」

雨の日に体が重いのは気のせいではありません。東洋医学の「湿」と、水はけのツボ「陰陵泉」の見つけ方を解説。名前がそのまま探し方になっている親切なツボを、鍼灸師しののめめぐるがご案内します。
めぐりの手帖

【めぐりの手帖】鴻雁来——先頭は、交代していい

七十二候は寒露の初候「鴻雁来」、雁が北から渡ってくる頃。先頭を交代しながら海を越えるV字編隊と、風を受け続ける人の肩のこと。鍼灸師・しののめめぐるがつづる月曜夜の小さなエッセイです。
鍼灸師の養生コラム

痛いところに手が行くのは、体がもう「手当て」を始めているのかもしれません

痛いところに思わず手が行くのは、気休めではありません。「手当て」という言葉とあん摩の「按・摩」に残る手の系譜を、鍼灸師しののめめぐるが辿ります。今夜は、手を置くだけでいいのです。