金曜の夜にお届けする、短い眠りのQ&Aです。今夜は、この時期いちばんよく聞かれる質問から。
Q. 「エアコンをつけっぱなしで寝ると体に悪い」って本当ですか?
A. 真夏の夜は、朝までつけっぱなしで大丈夫です。
体に負担をかけるのは「つけっぱなし」ではなく、風の当たり方と温度の下げすぎ。ここさえ整えば、エアコンは眠りの味方になります。
夜中にふと目が覚めて、汗ばんだ背中と、切れて止まった冷房に気づく——あの寝苦しさの正体から見ていきましょう。
なぜ「途中で切れる」ほうが眠りに響くのか
体は、内側の温度(深部体温)がゆるやかに下がる過程で眠りが深くなるとされています。涼しい部屋は、この下がる動きをそっと支えてくれます。
ところが切タイマーで冷房が止まると、真夏は1時間ほどで室温がぐっと上がり、汗ばんで目が覚めやすくなります。熱帯夜の我慢は、夜間の熱中症につながることも。涼しさを朝まで保つほうが、体にやさしい選択です。
鍼灸師の豆知識:背中には「風門」というツボがあります
首の後ろの少し下にある「風門(ふうもん)」は、東洋医学で風の邪気が出入りする門と考えられてきたツボ。昔の人は、風がここから体を冷やし、不調を運び込むと見ていました。
眠っている間は無防備ですから、この「門」に風を当てないことが、朝のだるさを防ぐ小さなコツです。
今夜からできる3つの設定
- 風向きは水平〜上向きに。冷気は自然に下りてくるので、直接当てなくても部屋は涼しく保てます。
- 温度は26〜28℃を目安に、掛けものと相談。タオルケットなら高め、肌掛け布団なら低めが心地よい組み合わせです。
- お腹と足首を薄手のもので守る。冷えやすい場所を一枚覆うだけで、朝までの巡りが変わります。
3つぜんぶでなくていいのです。まずは風向きひとつ、リモコンのボタン一回から。
冷房で首元が冷えやすい方は、寝る前3分でできる!深い眠りに誘う『首元の温めケア』と安眠のツボもあわせてどうぞ。涼しい部屋で、ゆっくりおやすみください。



コメント